歯周病と糖尿病のふかーい関係😱
こんにちは😃
パールストリート歯科、歯科衛生士の中平です😊
歯周病はお口の中の事だけでなく、全身の病気とかかわりがあるって知ってましたか?
その中でも密接な関係があると言われている糖尿病について取り上げたいと思います。
予備軍まで入れると日本には4人に1人はいると言われている糖尿病ですが、あまり詳しくは知らないという方も多いのではないでしょうか。
糖尿病は、ブドウ糖を利用するために必要なインスリンが不足したり、インスリンの作用不足によって血糖値が高くなる疾患で、インスリンとは、すい臓のβ細胞で作られる血糖値を下げる働きを持つホルモンです。血中のブドウ糖をエネルギーにしたり、グリコーゲンや脂肪に変換して組織に蓄える働きをしています。
糖尿病には種類があり、代表的なのが1型糖尿病と2型糖尿病と言われるものです。その他にも、妊娠、免疫異常、薬剤や化学物質などが原因で発症する糖尿病もあります。
血糖をコントロールしながら病気と付き合っていくのですが、血糖コントロールがうまくいかず血糖値が高い状態が続くと様々な合併症を引き起こしてしまいます。
主な合併症には、血流の障害による手足の壊死、神経障害、網膜症による視力低下や失明、動脈硬化による心筋梗塞や脳梗塞などがあるのですが、近年歯周病も合併症の一つと捉えられるようになりました。
糖尿病学会が編集した「科学的根拠に基づく糖尿病診療ガイドライン」においても、慢性合併症の1つとして取り上げられています。
糖尿病と歯周病は相互に影響を与え合うとされています。
糖尿病になると一般の人と比べて2.6も歯周病になりやすいというデータも出ており、糖尿病の方では歯周病が悪化しやすく、歯周病があると糖尿病の血糖コントロールが難しくなることが分かっています。
なぜ、歯周病が糖尿病に関わってくるのかというと、出血や膿を出しているような歯周ポケットからは、炎症に関連した化学物質が血管を経由して体中に放出されています。
血流にのった炎症関連の化学物質は、体のなかで血糖値を下げるインスリンを効きにくくします。
そのため、糖尿病が発症・進行しやすくなります。
その逆で、歯周病の治療をすると歯周病の治療をすると血糖コントロールが改善するという研究成果も数多く報告されています!
歯周病治療とは歯科医院で歯石を取ることだけでなく、患者さん自身でのセルフケアが重要なってきます。
しっかりプラークコントロールをし歯肉の炎症を抑えることができればインスリン抵抗性が改善し、血糖コントロールも改善するという臨床研究がされています。
このように口腔内の問題はお口の中だけでなく、全身の事に深く影響していることがあります。
重症化させないためにも定期的な検診・メンテナンスをおすすめします🦷✨
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