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2022.02.27

歯ぎしりが歯周病の原因に⁉そして悪化させる!

こんにちは🌞

パールストリート歯科の歯科衛生士、中平です⛄

今回は歯ぎしり、くいしばりが歯周病に与える影響についてお話したいと思います。

 

歯周疾患を引き起こす原因として咬合性外傷というものがあります。

また外傷性咬合という言葉もあり、少し難しくややこしい思いますのでそれぞれについて説明していきます。

 

咬合性外傷とは、

「歯にかかる力」によって発生してしまう症状です。

就寝時の動作によって引き起こしてしまう可能性があり、眠っている時の習慣によって発症リスクを高めてしまいます。眠っている時に歯ぎしりをしてしまったり、歯を食いしばってしまうことが癖になっていたりする場合歯槽骨(歯を支えている骨)や歯根膜(歯の根の周りの膜)を傷つけてしまうケースもあります。
虫歯や歯周病ではないのに歯が痛くなったり、歯がグラグラと揺れる、突然歯が折れる、知覚過敏が出やすくなるなどの症状を発生させてしまうのが咬合性外傷なのです。

一般的な咬合性外傷は、歯垢から出る細菌によって発症するものではないため厳密にいうと「歯周病」とはいえませんが歯のぐらつきや歯周ポケットを作ってしまい、そこから細菌が入り込み歯周病を発症させてしまう可能性があります。
他にも歯周ポケットが大きくなることから、歯周病、咬合性外傷とも悪化させてしまうこともあります。

 

外傷性咬合とは、

外傷性咬合とは、咬合性外傷を引き起こすような咬合状態を指します。

つまり噛み合わせによって歯根部分に強い圧力がかかって歯や歯根、歯茎がダメージを受けることを咬合性外傷といいます。

こういった外傷性咬合によって咬合性外傷が生じると、咬合調整が必要になる場合もあります

 

歯ぎしりやくいしばりは寝ている間一時的に起こってる場合が多いです。

歯ぎしりは、歯を横に動かすことにより起る現象ですが、単に くいしばるだけでも歯には負担がかかります。歯ぎしりやくいしばりによる『力』はものすごいものです。

 

では、歯ぎしりやくいしばりから起る歯への負担を軽減させる方法として何があるかと言いますと、「ナイトガード」を装着するという治療法があります。ナイトガードとはマウスピースのことです。

ナイトガードは患者様それぞれのお口に合ったものを作製しますので、歯の型取りをさせて頂き当院では最短翌日には完成します。

ハードタイプとソフトタイプがあり、患者様の状態にあったものを選択させて頂いてます。

一般的には就寝時に着用して頂くものになりますが、日中くいしばりがある場合はその時間帯に合わせて使用することをおすすめしています。

費用は、ナイトガードは保険診療内の治療です。

 

歯ぎしり、くいしばりは就寝時に行ってる場合があるので本人が気づかない場合に進行していることもあります。

歯がグラグラしてくる前に定期的な検診、メンテナンスをお勧めします。

 

当院テーマカラーのピンクのシクラメン🌷

パールストリート歯科では、定期検診随時受付中です🦷

女性院長はじめ、スタッフ全員女性なので歯の悩み相談など、気軽にご相談ください。

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