プレオルソとは？
マウスピース型の子供用の矯正装置です。永久歯に生え変わる前に使うと最も効果が高いと言われています。プレオルソをつけて、歯や顎を移動させます。同時に、お口の周囲筋のトレーニングを行うことで、歯並びや咬み合わせを改善します。この装置は、口呼吸から鼻呼吸に促すことができる他、舌の正しい位置や正しい発音をトレーニングできる機能（舌矯正装置）も持っています。
プレオルソ装置は、ポリウレタン等を使用しているため弾性があり、お口に付けたときにほとんど痛みを感じません。
プレオルソの適応症は？
３～１０歳頃のお子様で、下記に該当する場合は、プレオルソで治療が可能です。
- 出っ歯（上顎前突、下顎前突）
- 受け口（反対咬合）
- 開咬（上の歯と下の歯が噛みあっていない）
- 過蓋咬合（深い噛み合わせ）
プレオルソをするメリットは？
- 受け口や出っ歯などの歯並びの改善をします。
- お口ポカンを改善します。
- 口呼吸から鼻呼吸になります。
- 指しゃぶりをやめれます。
- 弾性のある軟らかい素材であるため、装着したままお口の周囲筋のトレーニングができ、後戻り予防になります。
プレオルソの特徴
11時間前～就寝時に使います
基本的に寝ている間に使う装置ですので、学校にもっていく必要はありません。
2型取りする必要がありません
サイズが数種類ありますので、お子様の歯の本数、年齢に合わせてサイズを選びます。
3コスパ最強です
矯正治療は高いイメージがありますが、プレオルソは手の届きやすい価格です。
| 内容 | 料金(税込) |
|---|---|
| 治療費 | 110,000円 （1年契約） |
1～2カ月に1回の通院になりますが、1年間は調整料はかかりません。再診料510円のみです。
1年を超えると、調整料は1回3,500円です。
4痛みが少ない
使い始めは窮屈感があり、舌にも違和感があります。ただし、違和感は徐々に消えていきます。
ワイヤー矯正のような痛みはありませんので、他の矯正治療と比べ、お子様の負担がかなり軽減できます。
5プレオルソは１期治療です
お子様によっては、プレオルソ後に本格矯正をすることもあります。
子どもの矯正治療は、1期、２期に分けられ、プレオルソは1期に属します。
１期治療は、3歳～10歳ぐらいから始める子供の矯正治療です。
お子様によっては、プレオルソで1期治療を行い、2期治療として本格矯正（インビザライン）を行うこともあります。
