こんにちは🎄院長の佐藤美有紀です🎅
今日は睡眠時無呼吸症候群の軽度~中等度の治療で使われるマウスピースについてご説明します。
睡眠時無呼吸症候群は、睡眠中に喉の奥が狭くなり、無呼吸が断続的に繰り返される病気です。いびきをかく人は要注意です。
当院では、医師の診断のもと、睡眠時無呼吸症候群のマウスピース治療を行っています。マウスピースを使うことで、下顎を前方に固定し、気道の大きさを確保することで、無呼吸を防止します。
初診時に、医療機関からの紹介状を確認し、視診とレントゲン写真で歯の検査をします。しっかりした歯が20本以上ないと装置はつくれません。装置がつくれる場合は、上下顎の型を取ります。
2回目の来院時に、上下のマウスピースを口の中で固定します。装置をお渡しします。慣れるまでは時間がかかります。最初は一日おきに使用していただきます。
3回目の来院時に経過観察、調整します。
実は私の夫が呼吸器内科医で、睡眠時無呼吸症候群の治療もしているため、この病気について教えてもらっています。睡眠時無呼吸症候群は、癌治療などと違い、治療を中断することが多い病気と聞きました。しかし、放置すると命に係わる病気です。いびきや昼間の眠気が激しい人は、睡眠時無呼吸症候群の検査や治療ができる病院を受診して相談してください。