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2025.07.10

歯の神経は大切♫ 神経を抜くことを避けるために最大限の努力をしています 

院長の佐藤美有紀です。最近はとても暑いですね🍉

今日は、当院の優先順位1位である、神経をできるだけ残すために、どのように工夫しているかをご説明します。

歯の神経が大事なことは、みなさまご存知かと思います。私は歯科医師になって10年以上経ちますが、昔は、痛みがなくても、虫歯を除去している途中に露髄(神経がみえること)したら神経を抜くという治療が主流でしたので、若いときはそのように指導を受けていました。しかし、神経を抜いてしまうと、神経治療自体が患者さんにとってしんどい、治療回数がかかる、歯を削る量が大きい、歯の寿命が短くなる、割れやすくなる、根の先に膿の袋を作りやすくなる、などのデメリットがあります。歯の神経をとると、さまざまな問題を引き起こすのです。

私は、開業してから、神経をできるだけ残す歯科医院を作りたいと思いました。

そこで取り組んでいるのがMTAセメントによる治療です。

MTAセメントは、歯の神経の保存治療で使われる材料です。Mineral Trioxide Aggregateの頭文字をとったもので、歯科用の水硬性セメント。ケイ酸三カルシウム、ケイ酸二カルシウム、酸化ビスマス、石膏などが主な成分です。MTAセメントは強アルカリ性で、強い殺菌作用をもち、口腔内のように水分の多い状態でも硬化する性質を持っています。

痛みのない大きな虫歯の治療中に、神経が見えてしまったときに使います。神経がみえた部分に、MTAセメントをおいて、その上に仮づめをして、経過観察します。症状がでなけければ、詰め物をつくっていきます。MTAセメントを使用するときに気をつけることは、治療している歯に唾液が入らないことです。防湿といいますが、唾液流入を防いで、清潔な状態で治療します。当院ではよくMTAセメントの治療をしていますので、助手も慣れていて、テキパキとアシストしてくれています。

MTAセメントによる治療のデメリットは、自費診療になることと、100%痛みがでないことを保証できないことです。

当院では、治療費は22000円です。詰め物の治療費は別途かかります。

MTAセメント治療後は、100%痛みがでないわけではないので、もし、強い痛みがでてしまったときは、神経を取る治療になってしまいます。割合としてはとても少なく、当院では、2024年に一人、MTA治療後に痛みがでてしまった方がいらっしゃいました。できる限り歯の寿命を長くするために根管治療をしました。

今日はMTA治療についてご説明しました🍉

 

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