院長の佐藤美有紀です。本日は、私が最も得意な治療の一つ、ダイレクトボンディング法のご説明をします。
ダイレクトボンディング法は、セラミックに近い審美性を持つ樹脂(レジン)を直接歯に盛り付けていき、本来の歯の美しさを再現します。
日本の保険治療で使用可能なレジンとは材料の物性や色数などに大きな差があります。
自費のダイレクトボンディングで使われる硬質樹脂は、ナノテクノロジーを取り入れた最先端技術を使用して、透明感があり、天然歯そっくりな色を再現することができます 。
ダイレクトボンディング法は、アメリカの審美歯科でよく用いられる方法です。
こちらは、上の前歯の歯と歯に虫歯ができてしまった症例です。患者様に、自然に仕上がり、歯をできるだけ削らないダイレクトボンディング法をご提案しました。
まずは、う蝕検知液で虫歯を染め出し、虫歯のみを削っていきました。う蝕検知液を使うことで、虫歯の取り残しを予防し、また、虫歯以外の健全な歯を削らないようにします。虫歯は内部で広がっていましたが、麻酔なしでも痛みはありませんでした。
下の写真は、虫歯を取り終わった時のものです。虫歯のみを削り、健全な歯質は削っていません。
ダイレクトボンディング法で治療しました。色を重ねて、自然に仕上げました。非常に透明感があり、保険治療の詰め物ではこの透明感はだせません。
ダイレクトボンディング法は自費診療です。1箇所20000〜25000円です。
保険のプラスチックの詰め物のが不自然で気になる方、できるだけ削らないで審美的に治療したい方にオススメの方法です。